実は少し前から撮影日ごとに写真の色味が異なるのが気になっていました。腕にスウォッチした写真などは顕著で、数日前に撮影したときと肌の色が違うなんてことは頻繁にありました。その度に実物の色に合わせようと試行錯誤してきたのですが中々うまくいかず。それならば色見本としての写真を撮りやすい環境をつくろうと考えた次第です。
撮影場所に風呂場を選んだのは、単純に照明が低い位置にあるから。暗い場所だと余分な影が邪魔して色が再現しづらいのです。
照明の近くに鏡があるのも大きな利点です。インカメラを使わずとも被写体がフレームに収まっているか確認することができます。
※我が家の風呂場はこんなにオシャンティーではありませんが、間取りは似たような感じです
ただし肝心の電球が昼光色(色温度6500K相当)だったため、青白さがない昼白色(色温度5000k相当)に付け替えました。
昼白色の電球の中でも、それぞれのメーカーから特色ある製品が販売されています。自然な色彩を再現できるという点では、高演色Ra90の電球「キレイ色<-kireiro->」がとても魅力的です――が、価格がどうしてもネックで演色性Ra80以上の電球にしておきました(それでも普通の電球より高いです)。「キレイ色<-kireiro->」を撮影照明として使用されている方がいましたら、ぜひともレビューをお願いしたいです。
画像引用元:
LED電球 6.6W 2個入(昼白色相当) LDA7NGZ40W2T 商品概要 | 電球/蛍光灯 | Panasonic
http://panasonic.jp/lamp/p-db/LDA7NGZ40W2T.html (2018/3/17)
Panasonic
LDA7NGZ40W2T [昼白色]
2個入/オープン価格
こちらの電球は、先述の条件を満たしていて評価も上々の様子でした。専用の機器がないため断言はできませんが、そこまで撮影に問題のある電球のようには感じません。
昼光色や電球色の照明を使っていて色味を再現できず困っている方は、この電球に変えるだけでも大幅に改善されると思います。
凝り性で機械ヲタク気味な私はというと、これでは飽き足らず、もうひとつ撮影機材を追加します。それについては後編でご紹介しますね。
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